「早く来て。まだノーゲスなのよ（笑）」

2003年3月31日

イレギュラーなエクササイズ。
そんな日もある。

空腹をかかえてネキへ。
今日はおれが行くまでノーゲスだったらしい。
そんな日もあるよ。

チキンを食べる。
食べている間に、ちらほらとお客さんもあらわれる。

店の中は、いつもとかわらない光景に埋もれていく。

さっきまでだれもいなかったことを知らずに、いつもの雰囲気にはいっていくお客さんたち。

それに気づいたときにおれが感じた、ちょっとした違和感。

チキンの隠し味はわからなかったけれど、空腹をさっぴいてもおいしいものだった。
ナガちゃんは口開けの客のために、ビールを1杯とサイドメニューを1品サービスしてくれた。ごちそうさま。

ソメちゃんがいた。
ソメちゃんはよく笑う。
いつもなにかにスウィングしているようにみえる。
目を大きく見開いてきょろきょろさせる様は、好奇心旺盛なねずみみたいにかわいらしい。

当たり前のことのように毎日はきて、その日にしか起こりえないことの経験と記憶を残して、過ぎ去っていく。

自分の仕事と信じるものを全うするがために、当たり前のように『次の日』が訪れない人たちもいる。

それが幸福なのことなのか、不幸なことなのかはわからない。けれどおれは戦争は好きじゃない。
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