ブルウ

オークマさんをまた、誘ってみた。
どうも断られているみたい。
いきなりご飯とかがいけないのかな。
忙しそうなときに声をかけるからいけないんだろうか。
忙しそうじゃないときもあるもんな。
生理的におれの顔が気に入らないのかもしれないし、仕事上の立場もあるかもしれないし、他に好きな男がいるのかもしれないし。



でもさ、イッパツやりたいだけでちゃらちゃら誘ってるわけじゃないんだけどね。
プライベートに知り合いたいんだけれどね。



ナガちゃんにそこまで話したら、「あんた、考えすぎ」といわれた。




そして、「どんな原因かはしらないけれど、そんなかんじだったらきっとうまくいかないよ」
ともいわれた。




原因を知りたいのはおれの、エゴ。
でもさ、わかりたいしわかってもらえれば嬉しい」


でもって、彼女に気まずいおもいもさせたくないな。もう、そんなのは、嫌。


ゆっくりだったら、普通に仲良くなれるんだろうか。ナガちゃんは「そこまでやっちゃったんだったら、もう難しいかもね。まあ、私はそのコじゃないからわかんないけどね」っていった。


「それに。もしそのコとつきあえたとしても、きっとうまくいかないよ。はじめっから、そんなに違うんじゃ」


ナガちゃんがいろんな恋愛を経験してきたことは知っている。でも、このケースが彼女がいままで経験しなかったパターンであることをいのる。


いったい、自分が、何をやっちゃったんだか、それがわかんない。

面白そうな、世間話を振ることからやりなおし。
できるのかな。いちばん苦手な分野。





ハイクルに27時までいてしまう。
手酷くよっぱらう。